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お知らせ

『出前授業』開催

2022年01月12日

   

 

令和4年1月12日午前9時半より、鈴鹿大学205講義室において、国際地域学部、国際地域学科、

冨本教授のクラスに向けて、中日新聞の出前授業が開催されました。

生徒さんは9名(男子5名女子4名)で、半数は韓国の留学生さんでした。

中日新聞亀山南部店の村主店主が講師となり、自己紹介からスタートし、新聞の簡単な歴史

から、新聞とは?の説明へと進みました。

やはり今の若い方たちは、情報を取り入れる手段はスマホなどを利用したwebからがメイン

となり、新聞に触れる事がほぼ無いのが現状でした。

 

授業内容は、先ずスマホでニュースの見出しなどを見ていただき、その後今日の新聞を見て

同じ見出しに付箋を貼り、内容の違いをチェックしてもらいました。どれくらい情報に差が

あるか?どちらが詳しく載っているか?読み易さは?などを見比べてみてもらったうえで、

この先どうすれば新聞を読みたいと思うかなどをアンケートにて書き出してもらい、最後

に発表をしてもらいました。

若い方の完成は、我々販売店では想像ができない発想が有り、こちらも教わる事が多い授業と

なりました。

価格やサイズ、文字の大きさ、新聞ならではのレイアウトの法則や、一つ一つの記事量が多い

ので、もっと簡潔にならないか?など様々な意見を頂戴しました。中でも「なるほど!」と

なったのが、富本教授のご意見で「現代社会において、書籍以外で縦書きの文章を読む事が

少なくなってきているので、少し違和感を感じるようになってきた」というものでした。

「そう言われてみれば」スマホのデータや取扱説明書、各種契約書などの注意事項など、殆

どが横書き文章で、学校の教科書でも国語以外はほぼ横書きです。昨今の漫画も、スマホで

読める時代なので、横にスクロールする事を考えてのコマ割りをする作者もいると聞いた事

があります。時代の流れで、変わらない良さと変わる良さがあるかと思いますが、その見極

めが難しい時代だなと実感しました。

これからも中日新聞では、普及活動の一環として、色々な現場にお邪魔していきます。